２０～３０代でもトラック運転手で高い給料をもらうための資格と仕事内容の紹介

トラック運転手に転職してみたいけど、給料が平均より安いって聞くし

高い給料をもらえるやり方はないかな？


今の給料では生活が苦しいし、今より生活レベルをよくしたいな….

できるなら、人より多く給料を稼げるようになりたいな。


という悩みや疑問に応える記事になっています。

この記事でわかることは下記のとおりです。

私、ノブタは現役のトラック運転手です。

トラック運転手歴は15年以上あり、運送業界の転職だけでも５回あります。

2t・4t・大型・トレーラーと経験して、現在は大型トラックに乗って仕事をしています。


この記事では長年トラック運転手として色々な会社で働いてきた私が、

給料が高い仕事の情報をまとめたので、信ぴょう性はあると思います。


あなたに向いてる仕事内容がわかってくると思うので、転職するときに

どういう仕事内容で探したら、給料が高いかがわかりやすくなります。


給料を多くもらいながら、生活をよくしたい方は最後まで読んでみてください。

トラック運転手で高い給料をもらうために取得するべき資格

結論からいいますと、トラック運転手で高い給料をもらえるようになる資格は下記の７つです。

１.大型一種免許・・・中型免許では運転できない10tトラックを

運転するのに必要な資格になります。


トラック運転手をする上で給料をアップさせる簡単な手段として

サイズの大きいトラックに乗ることです。


荷物を多く運ぶ＝手当てが上がるということです。

中型免許で運転できる4tトラック運転手と大型トラック運転手では

月給で約４万円ほどの差がでているデータがあります。(下記参照)

※2021年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態（概要版抜粋）

大型一種免許の取得には中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許の

いずれかを取得している方で、取得してから３年以上の経験がある方で

両目0.8以上(普通免許は0.7以上)、片目が0.5以上あれば、受験可能です。


※(注意)色彩識別能力、深視力(しんしりょく)検査があります。


費用としては２０万～２５万ほどかかり、第一段階で場内12時限

の教習終了後、修了検定に合格し、第二段階で路上にて18時限

の教習を行い卒業検定に合格すれば取得できます。



２.けん引免許・・・大型免許と合わせるとトレーラーを運転するために

必要な免許になります。


４tトラック運転手とでは月給８万以上の差があり、１０tトラック運転手の

給料とくらべても、月給で４万ほどの差があります。

資格の取得には、大型自動車、中型自動車、準中型自動車、普通自動車、

大型特殊自動車のいずれかを取得しており、両眼で0.8以上、かつ1眼で0.5以上

があれば受検可能です。

※(注意)色彩識別能力、深視力検査があります。



費用は１２万～１５万ほどかかり、学科はなく１２時間の

教習所内だけを運転する実技教習を行い、卒業検定に合格すれば取得できます。



３.フォークリフト免許・・・パレットものや重量のある荷物を卸すときに

使えるため色々な荷物の積み卸しができるようになり、仕事のハバが広がります。


フォークリフト免許は、大型一種免許とセットと考えても良いぐらいに

重要な免許になります。


１０tトラックでの仕事の場合、荷物量が多く手で積み卸しはかなりの

重労働であり、フォークリフトでの作業が必須です。



免許取得には18歳以上であることで、それ以外の条件はありません。

費用は４万円ほどで、日数も最短で２日、最大で５日で取得できます。


フォークリフト免許の合格率は９８～９９％と受ければ

ほぼ間違いなく合格できます。



４.玉掛け免許・・・クレーンで荷物を持ち上げるときに、荷物にワイヤーを

引っかけて、持ち上げたり下げたりするのに必要な資格です。


この資格も仕事のハバを広げるために使える資格であり、給料のアップにつながる

可能性があります。


免許取得には18歳以上であることで、それ以外の条件はありません。


取得日数は３日間で、費用は２万代で取得できます。


合格率は９５％で、ちゃんと講習を聞いていれば

ほとんどの人が合格します。



５.運行管理者免許(貨物)・・・トラック運転手には直接関係がない免許になりますが、

運送業界で将来的に給料を上げるためには必要な資格です。

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運送業界の事務所で役職をしている方が大体もっている免許であり、

昇進をして給料を上げることができる免許なのでかかせてもらいました。

貨物と旅客の２種類があります。

貨物・・・トラック
旅客・・・バス、タクシー

受験資格・・・運行管理に関しての実務経験が１年以上ある者。
　　　　　　　国土交通省が認定する基礎講習(貨物)を修了した者、
もしくは終了見込みの者です。

合格には総得点が全体の６０％『３０問中１８点』以上で各分野１問以上、運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力については２問以上の正解が必要です。


試験日程・・・２～３月、８～９月の年２回あります。


合格率は低い時は２０％台、高いときは４０％台となっており、

過去５年の平均で３３．５％となっています。

６.危険物取扱者免許(乙４)・・・ガソリンやアルコール類、灯油などのタンクローリー

で運搬するのに必須の免許になります。

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この資格も取得すると仕事のハバが広がり給料アップが見込めます。


取得条件は特になく誰でも受験できます。


危険物取扱者の(乙１～６)の中で乙４だけが、合格率は３０％～４０％前後で

難易度は高めになっています。


７.高圧ガス移動監視者免許・・・ガスのタンクローリーなどを運転するために

つかう免許になります。


この免許を取得していると仕事のハバが広がり、ガス輸送などの専門的な

仕事をできるようになり給料のアップが見込めます。



ガスなどの危険な荷物の輸送にはきびしいルールがあり、会社の

待遇もしっかりしている上に、勤務内容も無理をさせない決まりが

多いため安定した生活と収入を得られるでしょう。



受験資格は２日間の講習を受ければ誰でも受けることは可能です。


費用は２日間の講習を合わせても２万前後になり、試験は１年で４回

あります。


合格率は８５％にもなり、難易度は低く大体の方が受かります。


合格基準は正解率が６０％以上であり、問題数が２０問のため１２問正解で

合格となります。

高い給料をもらえる仕事内容

結論から書きます。高い給料をもらえるのは下記の〇つです。

上記の仕事内容について、１つずつ詳しく解説します。


１.長距離運転手(大型トラック)・・・長距離を走る仕事になり、２泊３日運行

などが主で１週間で１～２日しか自宅に帰れなどのマイナス面はありますが、

給料面に関してはかなりの額をかせぐことができます。


給料は月給５０万以上をかせぐことも可能です。


２.トレーラー運転手(海上コンテナ輸送)・・・大型、けん引免許を取得する必要あり。

２０t～４０tのコンテナなどを倉庫で積み込み、港などに輸送したりする

仕事です。(逆のパターンもあり)


給料は月給で４０万～５０万ぐらいの金額をかせぐことができますが、

フツウの車両とちがいバックなどは逆にハンドルを切ったり、右左折時も

角度をかんがえて曲がったりなど、高度な運転技術を会得する必要があります。


良い点はコンテナ輸送は荷物を卸したり積んだりなど、自分ですることが

ないため、体力的な心配はいらないことです。


３.タンクローリー運転手・・・大型、けん引免許を所有していると良い。

ガソリンや石油などの輸送から、高圧ガス輸送、

食べ物からセメントなど色々なものを輸送します。


特にオススメなのが、ガソリン輸送とガス輸送になります。




この２つの仕事は荷物自体に危険性があるため、運転免許以外にも

免許が必要であるため専門性の高い仕事となります。

荷物に関しても力を使うことはなく、ホースなどをつなぐなどして卸せるため

体力が心配な方でもできる仕事となっており、非常にオススメです。

勤務時間についても考えており事故などのときには、大事になることが

多く危険をさけるためにもトラック運転手につきまとう、長時間労働を

させない傾向にあります。




危険な荷物をはこぶことにはなりますが、それに見合った待遇であり

給料もガソリンや石油で４５０～５００万前後、LPガス輸送で

４００万～４５０万となります。



すごく高い給料ではないですが、仕事内容を考えてみると

そこまでワルイ金額でもないとおもいます。



４.夜間便・・・夜間便とは夜に専属で走る仕事になります。

メリットとしては深夜帯は車が走ってないので、渋滞などに

ハマることも少なく、時間通りに動けることが多いため

ストレスは少ないとおもいます。

デメリットとしては見づらい夜道を走るため、昼間より集中力をつかい

眠気に耐えながら仕事をするため、体力的にも精神的にもキツイです。






給料としては、日中の仕事の給料と夜間の仕事の給料では

5万〜10万円ほどの差があります。

夜型の方であれば、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。




５.手積み手卸し(体力に自信がある方のみ)・・・荷物を手で積み降ろしする

仕事になります。


仕事内容はキツクても、とにかく高い給料がほしいとおもって

いる方にはオススメです。


手積み手卸しであれば、近距離の輸送でもかなりの高収入を

期待できます。


トラックのサイズが大きいほど高い給料をとれますが、

２t、３t、４tトラックでも大型トラック運転手以上の

給料をもらえる仕事もあります。


私、ノブタも２０代の前半から７年以上２ｔ～４tトラックにて

近県周りの手積み手卸し仕事で、４０万以上の給料をもらっていました。

しかし、デメリットとして体をこわす可能性があります。

私も７年以上の手積み手卸し仕事で、ひざとコシとヒジをこわし、

フォークリフトと大型免許を取得して転職しました。

体力に自信がある方であれば、やってみてもいいかもしれません。

高収入の仕事をするときに覚悟をしなければならないこと

高収入の仕事をするには、それなりの覚悟や努力が必要になります。


人より多くの給料を得るのに何も努力しない、自分への投資もしないでは

達成することはできないでしょう。



資格取得は必須であり、そのための費用も必要になります。


人より高い給料をもらうには、みんながもってないスキルや資格をもつ

ことで、会社もあなたを必要な人材としてみとめてくれるのです。


そのため、高い給料を払ってでもあなたを雇いたいと

おもうのは当たり前のことなのです。


私、ノブタも上記に書いた資格は(危険物取扱者は丙種)すべて

取得しているため、転職に困ることはほとんどなく、過ごしています。


資格を取得するにはかなりの費用がかかるでしょうが、自分の将来に

投資をして資格やスキルを取得することで、かかった費用もすぐに回収できます。

ぜひ、あなたも高収入を目指して努力をしてみましょう。

あなたに向いてる仕事は何？

あなたに向いてる仕事は何かを考えてみましょう。


１人身の方や家にあまり帰らなくても問題ない、

長い時間運転しても苦にならないという方は

長距離トラック運転手がオススメだとおもいます。




体力に自信がないが、運転が得意という方は

トレーラー運転手がオススメです。




長時間労働はしたくない、待遇もよい仕事をしたい、

多くの資格を取得する気持ちがあり、安定した仕事を

したいとおもっている方はタンクローリー運転手がオススメです。

夜型の方で、渋滞などのストレスを感じたくない、

人ともできるだけ会いたくないとおもっている方は

夜間便の仕事がオススメです。

体力に自信があり、キツイ仕事でも問題ない、大きいトラックの運転は

こわいので運転したくない、小さいトラックでも高い給料をもらいたいと

おもっている方は手積み手卸しの仕事がオススメです。

まとめ

あなたはどんな仕事に興味を持ちましたか？

どの仕事内容も努力は必須であり、すぐにできることばかりでは

ないはずです。


あなたが目指す仕事を始めるには、長い時間や高い費用が

かかるものもあることでしょう。


一歩を踏み出さなければいつまでたっても現状を変えることは

できません。

チャレンジすることに遅いということは絶対にありません。


ツラいことや苦しいこと、失敗もたくさんあるとおもいますが、

１度きりのあなた自身の人生です。


がんばってみる価値はあるとおもいます。